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当たってる気がする!?

  • 戸田京子
  • 2020年4月5日
  • 読了時間: 2分

バーナム効果という言葉を知っていますか?これは、占いがなぜ当たっていると思うのか?を説明することに使える学説です。 心理学者が、占い師の表現した文章をランダムに切り貼りし、実験参加者たちに心理検査の結果として提示しました。そして、「自分に当てはまると思うか」を尋ねました。その結果、参加者たちは、かなりの確率で当てはまると回答したのです。心理学者は参加者を占ったのではありません。提示されたのはランダムに割り振られた文章だけです。 その文章は、例えば… あなたは他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。 また、あなたは弱みを持っているときでも、それを普段は克服することができます。 あなたは使われず生かしきれていない才能をかなり持っています。 といったもの。この内容から、何かを汲み取ることが出来ますか? そう、「どっちとも取れる」という共通項があるのです。 人間って、いろんな側面をもっていて、その時々に濃く現れたり、薄くなったりという幅があるのですよ。「あなたは勇敢だけど、時々慎重になりますね」-はい、誰にでも当てはまります。例えば、コロナウィルスなんて若い自分には関係ないし、友達と遊んでたほうが楽しい、と思っているときは「勇敢に」(?)行動しますが、これが、その友達が感染して苦しんでいると知ったら、めちゃくちゃ慎重になる。想像が付きますよね。そんなふうに、状況によって場面によって、人は変わるのです。そのどっちも同じ自分なのですが、バーナム効果は、そんな風にただ中立な文章に自分から当てはめに行って「当たってる!!」と感じてしまう現象を説明します。 もし、宗教、信心・信仰の中でこんな現象が起きているとしたら、少し距離を取って考えてみませんか?いつの間にか、バーナム効果に巻き込まれていませんか? これも、“苦しい” 信心・信仰から心理的距離を取るために使える方法です。


 
 
 

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