宗教二世さんの、よくある悲鳴
- 戸田京子
- 2020年4月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年4月5日
行きたくないのに、苦手なのに、宗教の集会や行事に参加させられる 秘密にしたいことまで、話をさせられる 恋愛しちゃ、お付き合いしちゃダメって言われる ましてや、キスとか何とかなんて… 就きたい仕事があるのに、許してもらえない 勉強したいのに、進学させてもらえない 進学したいのに、親にお金がないから行けそうにない 宗教活動に専念するよう、圧力を掛けられる これ、断っていいんですよ? でも、なぜ断りにくいんだろう 親が激怒する
ーそうだよね、怖いよね、わざわざ親と喧嘩、したくないもんね やってはいけないと言われたことだから、何か悪いことが起こる気がする
ーそうだよね、小さい頃からずっと、そう言われて育ってきたんだもの そういう気持ちになっちゃうよね 親と喧嘩したところで、マジ金ない
ー困るよね、元手がないと自由が手に入らないことって、あるかも 全てにブチ切れて、ほおりだすには、自分にも自信ないし、さすがに良心が痛む
ーそうだよね、ずっと良い子をやってきたかもしれないし、親や宗教の人たち全部が嫌いなわけじゃないかもしれないし そうなんです。多分、宗教二世さんは窮屈さを感じているのに、何かが気になって行動しにくかったり、そう思う自分に罪悪感を抱いたり、怖い気持ちになったりするようなのです。 宗教は嫌だけど、親は好き
宗教も親も嫌いだけど、それを否定したら自分も否定することになる
好きとか嫌いって、そんなに単純な感情じゃない。その中には、もっとごちゃごちゃした、整理出来ないものが、あふれかえってる
そんな感じで、簡単に割り切れもしなければ、整理も出来ないのだと思います。
なぜなら、小さな自分が周りの大人や社会から吸収したもので、今の自分が出来ているから。自分と切り離せないから、どう影響を受けているのか、見えにくいのです。これは宗教二世さんに限らず、誰にでも当てはまることですが、宗教二世さん独自の事情もあります。人を苦しめやすい宗教は、自分たち以外の価値観を認めないので、他の価値観を知らず、まともに向き合うことなく過ごしてきたかもしれません。窮屈さを感じても、それ以外の価値観、考え方がわからないから、どう見直したらいいかもわからず、出口が見えなくて苦しい。そんな感じなのかなと思います。 自分を振り返り、整理するのは、地道で長く続く作業です。でも、まずは、他にも同じようなことで困ったり、傷ついたりしている人がいる。そう思ったら、少し安心出来たり、勇気が出たりしませんか?
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